犬や猫に食べさせてはいけないもの
2012年 02月 02日
飼い犬や飼い猫が健康に暮らしていくために大切なのがペットの食事です。
今回は ”犬や猫に食べさせてはいけないもの” を紹介させていただきます。これらの食品は決してペットに与えず、飼い主の責任として食生活には十分気を配っていただけたらと思います。
☆食べさせてはいけないもの
●ネギ類(玉葱、にんにく、ニラ、らっきょうなど)
玉葱やにんにくなどのネギ類には赤血球を破壊する毒素が含まれており、犬や猫が食べると死に至る場合があります。調理後のものでも成分が残っているので危険です。ハンバーグやスープなどを与えないようにしてください。
●カカオ類(チョコレート、ココアなど)
カカオ類には中枢神経を刺激する毒素が含まれています。犬などはチョコレートを好む場合がありますが、量によっては死に至る場合があるので決して与えないでください。ケーキなどの甘いものも肥満や歯周病のもとになるのでいけません。
●ブドウ、レーズン
症状としては、嘔吐・下痢・腹痛など。腎不全を起こした場合は死亡することもあります。
●鶏、魚の骨
鶏の鋭く尖った骨や鯛などの硬い骨は、消化器官などを傷つける恐れがあります。加熱したものでも、十分柔らかくなっているか確認してから与えてください。
●生の豚肉
生の豚肉にはトキソプラズマ原虫が潜んでいる場合があります。このトキソプラズマはヒトにも感染します。怖いのが妊婦への感染です。妊婦が感染した場合、早産や流産の原因になることがあります。必ず加熱してから与えるようにしてください。
●生卵
鶏卵は良質のタンパク源ですが、生卵にはビタミンを壊す成分が含まれています。加熱すれば問題ありません。
●生魚
アジ、サバ、イワシなどの青身魚を過食すると、不飽和脂肪酸により黄色脂肪症(イエローファット)になり、腹部の脂肪が酸化・炎症を起こします。イエローファットになると大変な痛みが伴うようです。この種の魚の食べ過ぎには気をつけてください。
●イカ、タコ、アワビなどの貝類
・イカやタコにはビタミンB1を破壊する酵素が含まれており急性ビタミンB1欠乏症を引き起こし、重篤になると目の瞳孔が開き不自然な歩き方になります。消化不良の原因にもなるので与えないでください。
・アワビなどの貝類の内臓を食べ日光に当たると、重度の皮膚炎を起こし耳の組織が壊死してしまう場合があります。
●人間の食べ物
人間の食べ物は塩分や香辛料を使っているものが多く、塩分をほとんど必要としない犬や猫にとっては肝臓や腎臓の大きな負担となります。ちょっと一口だけのつもりでも身体の小さい犬や猫にとっては多すぎる量です。人間の食べ物を欲しがったり悪いクセもついてしまうので、決して与えないでください。
以上が、犬や猫に食べさせてはいけないものの代表的なものです。その他、アルコールやカフェイン、人間用医薬品・サプリメント、人工甘味料のキシリトールなども有害です。これらのものにも十分注意してください。
犬や猫の健康を考えるとドッグフードやキャットフードを与えるのが一番だと思います。(知識を学んだ方が手作りの食事をつくるのは別ですが)ペットにとっては、缶詰を時々プラスしてあげるだけで十分な御馳走になります。餌を食べないからと次々と餌を変えたり、喜ぶからと人間の食べ物を与えるのは飼い主のエゴに過ぎません。
そして、ドッグフードやキャットフードを選ぶ際は、製造年月日を確認し新しいものを選ぶようにしてください。あまりに安価なものやお店で直射日光の当たる場所に置いてあるようなもの、添加物などが入ったものは選ばないでください。フード購入後は冷暗所での保管をお願いします。新鮮さを損なうことから餌の大量購入もオススメしません。
どうか飼い主の方には正しい知識を持っていただき、ご自分のペットの健康を守っていただくようお願いいいたします。
 
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今回は ”犬や猫に食べさせてはいけないもの” を紹介させていただきます。これらの食品は決してペットに与えず、飼い主の責任として食生活には十分気を配っていただけたらと思います。
☆食べさせてはいけないもの
●ネギ類(玉葱、にんにく、ニラ、らっきょうなど)
玉葱やにんにくなどのネギ類には赤血球を破壊する毒素が含まれており、犬や猫が食べると死に至る場合があります。調理後のものでも成分が残っているので危険です。ハンバーグやスープなどを与えないようにしてください。
●カカオ類(チョコレート、ココアなど)
カカオ類には中枢神経を刺激する毒素が含まれています。犬などはチョコレートを好む場合がありますが、量によっては死に至る場合があるので決して与えないでください。ケーキなどの甘いものも肥満や歯周病のもとになるのでいけません。
●ブドウ、レーズン
症状としては、嘔吐・下痢・腹痛など。腎不全を起こした場合は死亡することもあります。
●鶏、魚の骨
鶏の鋭く尖った骨や鯛などの硬い骨は、消化器官などを傷つける恐れがあります。加熱したものでも、十分柔らかくなっているか確認してから与えてください。
●生の豚肉
生の豚肉にはトキソプラズマ原虫が潜んでいる場合があります。このトキソプラズマはヒトにも感染します。怖いのが妊婦への感染です。妊婦が感染した場合、早産や流産の原因になることがあります。必ず加熱してから与えるようにしてください。
●生卵
鶏卵は良質のタンパク源ですが、生卵にはビタミンを壊す成分が含まれています。加熱すれば問題ありません。
●生魚
アジ、サバ、イワシなどの青身魚を過食すると、不飽和脂肪酸により黄色脂肪症(イエローファット)になり、腹部の脂肪が酸化・炎症を起こします。イエローファットになると大変な痛みが伴うようです。この種の魚の食べ過ぎには気をつけてください。
●イカ、タコ、アワビなどの貝類
・イカやタコにはビタミンB1を破壊する酵素が含まれており急性ビタミンB1欠乏症を引き起こし、重篤になると目の瞳孔が開き不自然な歩き方になります。消化不良の原因にもなるので与えないでください。
・アワビなどの貝類の内臓を食べ日光に当たると、重度の皮膚炎を起こし耳の組織が壊死してしまう場合があります。
●人間の食べ物
人間の食べ物は塩分や香辛料を使っているものが多く、塩分をほとんど必要としない犬や猫にとっては肝臓や腎臓の大きな負担となります。ちょっと一口だけのつもりでも身体の小さい犬や猫にとっては多すぎる量です。人間の食べ物を欲しがったり悪いクセもついてしまうので、決して与えないでください。
以上が、犬や猫に食べさせてはいけないものの代表的なものです。その他、アルコールやカフェイン、人間用医薬品・サプリメント、人工甘味料のキシリトールなども有害です。これらのものにも十分注意してください。
犬や猫の健康を考えるとドッグフードやキャットフードを与えるのが一番だと思います。(知識を学んだ方が手作りの食事をつくるのは別ですが)ペットにとっては、缶詰を時々プラスしてあげるだけで十分な御馳走になります。餌を食べないからと次々と餌を変えたり、喜ぶからと人間の食べ物を与えるのは飼い主のエゴに過ぎません。
そして、ドッグフードやキャットフードを選ぶ際は、製造年月日を確認し新しいものを選ぶようにしてください。あまりに安価なものやお店で直射日光の当たる場所に置いてあるようなもの、添加物などが入ったものは選ばないでください。フード購入後は冷暗所での保管をお願いします。新鮮さを損なうことから餌の大量購入もオススメしません。
どうか飼い主の方には正しい知識を持っていただき、ご自分のペットの健康を守っていただくようお願いいいたします。
 
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by motorine1975 | 2012-02-02 19:33 | ペットの健康