犬や猫を捨てないで!
2011年 08月 31日
8月も最終日、今月はバタバタと忙しく記事を一件もUPしていない事に気付きました。残念ながら楽しい内容ではありませんが、駆け込み的に一つ書かさせて頂きたいと思います。
実は先日、ボランティア先HEARTのスタッフの実家(ハート犬の保護場所)の前に、2匹の犬が捨てられました。2匹の犬は家の前にリードで繋がれ、近くには心計りのつもりなのかフードや物資も一緒に置かれていました。明らかに遺棄されていました。
詳しい内容は以下リンク先にて↓
「これが徳島だ!」(ハートのこころ)HEARTブログ
HEARTのブログでは行政・警察の対応への不信感について触れていますが、私はこの犬たちを捨てた元飼い主の方、犬や猫を簡単に捨てる方に対して一言言いたいと思います。
犬を捨てた場所からこの飼い主の方は、スタッフの実家で犬の保護をしていることを知っていたと思います。なので、この場所を敢えて選んだのでしょう。きっとここに捨てれば犬たちを保護してくれる、里親を見つけてくれるとの思いからとった行動だと思います。でもそれは犬を想う優しい気持ちからとった行動ではなく甘えで、自分で次の里親を見つけることを面倒に思った単なるエゴから来ている行動ではないでしょうか。犬を飼い続ける事がどうしても困難になることは、生活していく上で十分有り得る話だと思います。それはそれで仕方の無い話として、だからと言って、今まで飼ってきた犬を自分で責任を取らずに人任せで捨てるということは到底許せないことです。せめて保護していることを知っているのならば、相談の一つもできなかったのでしょうか・・・。今回はスタッフの迅速な対応で保健所へ連れていかれることは免れましたが(結局はHEARTで面倒を看るのですが)、そのまま連れて行かれていたらきっと2匹とも殺処分されていたことでしょう。この2匹が助かったのはラッキーだったのです。
飼い主が犬や猫を保健所に持ち込む時は、即日殺処分になることもあります。飼い主に捨てられた犬や猫には、次の里親を見つける機会は与えられないのです。そして、日本の現状では殺処分に安楽死はありません。ガスや注射による呼吸困難(酸素欠乏)で苦しみながら死ぬのです。犬や猫は何も解らないまま、恐怖に怯え苦しみ死んでいくのです。
犬や猫を捨てる方に言いたいことは、今まで飼ってきた犬や猫との楽しかった日々を忘れたのですかという事です。犬や猫にも間違いなく感情はあります。嬉しいときはしっぽを振りながら近寄り、怯えたときは耳を伏せ身体を強張らせます。甘えたいときは身体を寄せて甘えてきます。そんな感情を持つ動物達と、同じく感情を持つ人間として一緒に楽しく暮らしてきたのではないのでしょうか?
どうか、犬や猫を簡単に捨てないでください。保健所に持ち込まないでください。どうしても飼い続けることが出来なくなった場合は、次の里親を見つける努力をしてください。保護団体等に相談してください。
犬や猫を簡単に捨てている方がもし子を持つ親だとしたら、その姿を子供たちは見ています。命は簡単に捨てていいんだと学びます。(親を反面教師として育つ子もいるでしょうが・・・)
どうか今まで沢山の愛情や癒しを与えてくれた動物たちに、最後の最後まで飼い主としての愛情と責任を持ち、理性のある人間としての行動を取って頂くことを心から強くお願いしたいと思います。
 
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犬を捨てた場所からこの飼い主の方は、スタッフの実家で犬の保護をしていることを知っていたと思います。なので、この場所を敢えて選んだのでしょう。きっとここに捨てれば犬たちを保護してくれる、里親を見つけてくれるとの思いからとった行動だと思います。でもそれは犬を想う優しい気持ちからとった行動ではなく甘えで、自分で次の里親を見つけることを面倒に思った単なるエゴから来ている行動ではないでしょうか。犬を飼い続ける事がどうしても困難になることは、生活していく上で十分有り得る話だと思います。それはそれで仕方の無い話として、だからと言って、今まで飼ってきた犬を自分で責任を取らずに人任せで捨てるということは到底許せないことです。せめて保護していることを知っているのならば、相談の一つもできなかったのでしょうか・・・。今回はスタッフの迅速な対応で保健所へ連れていかれることは免れましたが(結局はHEARTで面倒を看るのですが)、そのまま連れて行かれていたらきっと2匹とも殺処分されていたことでしょう。この2匹が助かったのはラッキーだったのです。
飼い主が犬や猫を保健所に持ち込む時は、即日殺処分になることもあります。飼い主に捨てられた犬や猫には、次の里親を見つける機会は与えられないのです。そして、日本の現状では殺処分に安楽死はありません。ガスや注射による呼吸困難(酸素欠乏)で苦しみながら死ぬのです。犬や猫は何も解らないまま、恐怖に怯え苦しみ死んでいくのです。
犬や猫を捨てる方に言いたいことは、今まで飼ってきた犬や猫との楽しかった日々を忘れたのですかという事です。犬や猫にも間違いなく感情はあります。嬉しいときはしっぽを振りながら近寄り、怯えたときは耳を伏せ身体を強張らせます。甘えたいときは身体を寄せて甘えてきます。そんな感情を持つ動物達と、同じく感情を持つ人間として一緒に楽しく暮らしてきたのではないのでしょうか?
どうか、犬や猫を簡単に捨てないでください。保健所に持ち込まないでください。どうしても飼い続けることが出来なくなった場合は、次の里親を見つける努力をしてください。保護団体等に相談してください。
犬や猫を簡単に捨てている方がもし子を持つ親だとしたら、その姿を子供たちは見ています。命は簡単に捨てていいんだと学びます。(親を反面教師として育つ子もいるでしょうが・・・)
どうか今まで沢山の愛情や癒しを与えてくれた動物たちに、最後の最後まで飼い主としての愛情と責任を持ち、理性のある人間としての行動を取って頂くことを心から強くお願いしたいと思います。
 
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by motorine1975 | 2011-08-31 19:59 | 動物福祉